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遺産整理 [その他]

一昨日(11/13)と昨日は、休暇を取って父の遺産整理(一部母のものもあり)をしました。
少額の遺産があちこちの銀行に残っていたので、2日間で一掃しようと思ったわけです。

当日(13日)は何か月もかけて集めた両親の除籍原本、改製原戸籍、改製原附票、
及び戸籍全部事項証明書と、私自身の戸籍の全部事項証明書を持って、
銀行4つを梯子しました。
当然ではありますが、基本的な手続きはどの銀行も同じでした。
但し、銀行ごとに残高状況や若干内規が違うこともあり、例えば、

・○○と銀行、○○な銀行は、ほぼ同じ手続きでその日のうちに現金で受領
・せ○○○○○○だ銀行は、印鑑証明書が3か月以内(厳し目)かつ現金出金不可
よって、翌日(14日)再度出頭
・○○い○み○○銀行は、当座借り越しがあったため、相殺手続き必要
このため、相殺手続き完了後、再度出頭

といった手続き上の差異があり、
『なるほど、同じ銀行でもちょっとした違いがあっておもしろいなぁ。』
と思った次第です。
とりあえず、この日は朝10時から15時半まで銀行回りをして、
2行完了、2行手続きしかかりという結果でした。
まぁ、まずまずかなという感じです。


翌14日は、まず印鑑証明書を取ってから、9時半に、せ○○○○○○だ銀行へ。
この銀行は現金出金ができないので、まず口座の開設手続きをします。
本当は銀行口座をあちこちに作りたくないのですが、
内規がそうなので、やむをえません。
『仕方ない、この口座を遺産管理用にするか。』
と前向き(?)に考えます。
もっとも、管理するほど高額な遺産などないですが。(苦笑)
どうせなので、ついでにネット取引できるよう、手続きをして、
とりあえずここは完了、
11時前に銀行を出て、今度はN宮の年金事務所に向かいます。

N宮K口から歩くこと20分、阪○国○にある年金事務所に到着。
父親の老齢年金(旧制度)は、支給停止手続きは済ませているので、
この日は未支給年金の支給申請に訪れたというわけです。
ところが、必要な書類は全部用意していたのですが、
「戸籍謄本と住民票の取得日が古いですね。」と言われ、
手続きを完了することができませんでした。(資格が活かされてないっ!)
とはいえ、必要書類の取り直しだけで済むので、
郵送用の一件書類を貰って退出、次はN宮税務署で相続税の相談です。

年金事務所から歩くこと約30分、税務署にようやく到着しました。
『今日はよく歩くなぁ。』
税務署が中途半端な位置にあり、
電車を乗り継ぐのと、年金事務所から歩くのとで大した差がないので、
徒歩を選択したのですが、やはり少々疲れてきました。

さて、ここでの相談事というのは、
自分の試算通り相続税がかからない(つまりゼロである)ことを確認することです。
試算では、親の遺産は宅地と家屋合わせて約4100万円、
(固定資産税記載事項証明書に基づく概算値)
現金と預金は僅かしかなく、動産もほぼ無価値なので、
小規模宅地の特例を使わなくても、基礎控除(5000万円+相続人数×1000万円)だけで、
課税遺産総額はゼロになるはずというシナリオでした。

総合案内の窓口で待つこと5分、私の名前が呼ばれます。
早速、応接してくれた担当の女性に、こうした試算と資産の状況を説明すると、
「大丈夫ですよ。その内容でしたら相続税はゼロ、申告の必要はありません。」
との回答を得、ほっと一安心、
まぁ、この程度の相談なら電話でもよかったかもしれないのですが、
やはり、顔を突き合わせて書類も見せながらの方が、
より確度の高い回答を得られるかなぁと考えた上でのことでしたので、
結論もよかったですし、いいことにしましょう。

税務署を出ると、もう13時半、
前日も、この日も歩きっぱなしで、さすがにちょっと疲れました。
『そろそろ帰るかな。』
本当は法務局にも行きたいところでしたが、体のことを考え断念、家路に着きました。
まだまだやるべきことは残っていますが、
この段階でも、『相続対応は本当にたいへんだな。』と思った2日間でした。
でもせっかく両親が残してくれた遺産、
ちゃんとするべきことをして、有効に活用したいと思っています。
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