詰将棋…私が実戦で見逃すであろうシリーズ いったん終了 [詰将棋]
前回の詰将棋、正解は初手▲１三角成です。
これには△１三同飛と応ずるしかありませんが、
そこで▲２四香－。
▲２一に居る銀と見事な連携、
香車の縦効きが強力で△２二玉とすることができません。
さて、今回のシリーズ、本当はもっと続けるつもりだったのですが、
やはり詰将棋を作るのはたいへんですね。なかなかいい図が出てきません。
そんなわけで、我ながら残念ですが今回でいったん終了です。
でもまたその２を公開しようと思っています。
これには△１三同飛と応ずるしかありませんが、
そこで▲２四香－。
▲２一に居る銀と見事な連携、
香車の縦効きが強力で△２二玉とすることができません。
さて、今回のシリーズ、本当はもっと続けるつもりだったのですが、
やはり詰将棋を作るのはたいへんですね。なかなかいい図が出てきません。
そんなわけで、我ながら残念ですが今回でいったん終了です。
でもまたその２を公開しようと思っています。
詰将棋…私が実戦で見逃すであろうシリーズその１1 [詰将棋]
前回の詰将棋、正解は初手▲２四角成です。
この王手に対し、△１二玉は▲１三飛で詰みますので、
△２四同金と今成りかえった馬を取りますが、
そこで▲１三飛－。
飛車の横効きが強力で、▲３三の銀を取りながら逃げることができません。
しかも飛車に守られている銀が、玉の退路を全て塞いでいます。
この詰み形は何度見ても本当に不思議な形だと思います。
さて、本日の問題です。
飛車ほどではありませんが、香車の縦効きもなかなか強力です。
この王手に対し、△１二玉は▲１三飛で詰みますので、
△２四同金と今成りかえった馬を取りますが、
そこで▲１三飛－。
飛車の横効きが強力で、▲３三の銀を取りながら逃げることができません。
しかも飛車に守られている銀が、玉の退路を全て塞いでいます。
この詰み形は何度見ても本当に不思議な形だと思います。
さて、本日の問題です。
飛車ほどではありませんが、香車の縦効きもなかなか強力です。
詰将棋…私が実戦で見逃すであろうシリーズその１０ [詰将棋]
前回の詰将棋、正解は初手▲３三飛成でした。
この詰将棋ですが、出題図において▲３四に飛車が居なければ、
▲３四桂で詰ますことができます。
そんなわけで、初手の▲３三飛成は邪魔駒の飛車を消しにいったわけです。
この手に対し、△同角でも△同桂でも▲３四桂－。
２枚の桂馬がとてもよく効いています。
さて、今日の問題です。
このままでは攻め駒の銀が取られてしまいます。
この詰将棋ですが、出題図において▲３四に飛車が居なければ、
▲３四桂で詰ますことができます。
そんなわけで、初手の▲３三飛成は邪魔駒の飛車を消しにいったわけです。
この手に対し、△同角でも△同桂でも▲３四桂－。
２枚の桂馬がとてもよく効いています。
さて、今日の問題です。
このままでは攻め駒の銀が取られてしまいます。
詰将棋…私が実戦で見逃すであろうシリーズその９ [詰将棋]
前回の詰将棋、正解は初手▲１四飛でした。
これに対し、△１四同銀、△１四同玉、または△２三玉と
３つの応手が考えられますが、
いずれにしても▲２四金－。
最初に飛車が居た▲２四に金を打つことができて、
うまく詰ますことができました。
玉方としては△１二に香車が居たのが不運でした。
では今回の詰将棋です。
頭の丸い角が２枚並んでいるので、付け入る隙がありそうです。
これに対し、△１四同銀、△１四同玉、または△２三玉と
３つの応手が考えられますが、
いずれにしても▲２四金－。
最初に飛車が居た▲２四に金を打つことができて、
うまく詰ますことができました。
玉方としては△１二に香車が居たのが不運でした。
では今回の詰将棋です。
頭の丸い角が２枚並んでいるので、付け入る隙がありそうです。
詰将棋…私が実戦で見逃すであろうシリーズその８ [詰将棋]
前回の詰将棋、正解は初手▲１二飛車寄成です。
△１二同玉とはできないので、△１二同歩しかありませんが、
そこで▲３二馬－。
馬の効きが強力で、玉方は▲１四の飛車を取りながら逃げることができません。
ところで初手▲２二飛成でも、△２二同玉や△２二同角なら▲３二馬で詰みますが、
△１四玉と上部に逃げられると詰みません。
初手の▲１二への飛車の成り捨てはその上部脱出を阻止していました。
さて、今日の問題です。
実戦なら私の着手は間違いなく▲２五飛車です。
△１二同玉とはできないので、△１二同歩しかありませんが、
そこで▲３二馬－。
馬の効きが強力で、玉方は▲１四の飛車を取りながら逃げることができません。
ところで初手▲２二飛成でも、△２二同玉や△２二同角なら▲３二馬で詰みますが、
△１四玉と上部に逃げられると詰みません。
初手の▲１二への飛車の成り捨てはその上部脱出を阻止していました。
さて、今日の問題です。
実戦なら私の着手は間違いなく▲２五飛車です。
詰将棋…私が実戦で見逃すであろうシリーズその７ [詰将棋]
前回の詰将棋、正解は初手▲１三角成でした。
△１三同桂で馬がただですが、そこで▲２四飛打－。
２枚の飛車の連携でうまく詰み上がりました。
それにしても竜になっていない飛車２枚が横に並んでいる様は、
どことなくおかしいような、可愛らしいような感じがします。
では今回の問題です。
玉を包囲していますが、あとひと押しが必要です。
△１三同桂で馬がただですが、そこで▲２四飛打－。
２枚の飛車の連携でうまく詰み上がりました。
それにしても竜になっていない飛車２枚が横に並んでいる様は、
どことなくおかしいような、可愛らしいような感じがします。
では今回の問題です。
玉を包囲していますが、あとひと押しが必要です。
詰将棋…私が実戦で見逃すであろうシリーズその６ [詰将棋]
前回の詰将棋、正解は初手▲１三角成です。
▲３三の銀の効きがあるため、後手玉は逃げる場所がありませんので、
△１三同玉か△１三同飛と応じるしかありませんが、
どちらでも▲２四金！
銀と金の見事なコンビネーションが決まりましたが、
玉方としては△１二に角が居たのが不運だったと言えます。
それにしても、初手の▲１三角成が目の覚めるような一撃ですね。
しかし、実戦なら私の着手は間違いなく初手▲１五角でしょう！
飛車が好きなもんですから。（残念！）
では今日の問題です。
詰み上がり図は、鈴木先生風に言うと、
なんとなく可愛らしい感じがします。
▲３三の銀の効きがあるため、後手玉は逃げる場所がありませんので、
△１三同玉か△１三同飛と応じるしかありませんが、
どちらでも▲２四金！
銀と金の見事なコンビネーションが決まりましたが、
玉方としては△１二に角が居たのが不運だったと言えます。
それにしても、初手の▲１三角成が目の覚めるような一撃ですね。
しかし、実戦なら私の着手は間違いなく初手▲１五角でしょう！
飛車が好きなもんですから。（残念！）
では今日の問題です。
詰み上がり図は、鈴木先生風に言うと、
なんとなく可愛らしい感じがします。
詰将棋…私が実戦で見逃すであろうシリーズその５ [詰将棋]
前回の詰将棋、正解は初手▲２二飛成です。
これには△２二同銀しかありませんが、そこで▲２四桂－。
飛車の成り捨てで△２四を守っていた銀の効きがなくなり、
飛車が居たスペースに桂馬を打つことができました。
この詰将棋では、初手をうっかり▲２一飛成や、▲２三飛成では、
△２一同飛や△２三同銀で▲２四に桂馬を打てませんので失敗です。
前後左右をよく確認しないといけませんね。
ところでこの詰将棋、私が実戦で遭遇すれば、
残念ながら、ほぼ間違いなく初手▲３三馬と指してしまうでしょう。
では今日の問題です。
居なくてもいい駒が居ると、却って見えなくなってしまいますね。
実戦で遭遇していたら、私はきっと▲１五角と指すと思います。
これには△２二同銀しかありませんが、そこで▲２四桂－。
飛車の成り捨てで△２四を守っていた銀の効きがなくなり、
飛車が居たスペースに桂馬を打つことができました。
この詰将棋では、初手をうっかり▲２一飛成や、▲２三飛成では、
△２一同飛や△２三同銀で▲２四に桂馬を打てませんので失敗です。
前後左右をよく確認しないといけませんね。
ところでこの詰将棋、私が実戦で遭遇すれば、
残念ながら、ほぼ間違いなく初手▲３三馬と指してしまうでしょう。
では今日の問題です。
居なくてもいい駒が居ると、却って見えなくなってしまいますね。
実戦で遭遇していたら、私はきっと▲１五角と指すと思います。
詰将棋…私が実戦で見逃すであろうシリーズその４ [詰将棋]
前回の正解手は、初手▲１三角成です。
これには△同香、△同桂馬、△同玉のいずれかで応ずるしかありませんが、
どう応じても▲２四角成－。
▲２四に居た角が馬に変身し、見事に詰み上がりました。
さて、今回の問題です。
初手は少し注意が必要です。
これには△同香、△同桂馬、△同玉のいずれかで応ずるしかありませんが、
どう応じても▲２四角成－。
▲２四に居た角が馬に変身し、見事に詰み上がりました。
さて、今回の問題です。
初手は少し注意が必要です。
詰将棋…私が実戦で見逃すであろうシリーズその３ [詰将棋]
前回の詰将棋、正解は初手▲１二銀成でした。
持ち駒に金がありますので、
よく見れば▲２三の銀がいなければ▲２三金の一手詰です。
そこに気がつけば、あとは銀をうまく消せばよいというわけです。
▲１二銀成に対しては、△同香か△同玉かのどちらかですが、
どちらにしても▲２三金－。
詰将棋にはやはり金打ちの詰めが王道ですね。
では今回の詰将棋です。
大駒で玉を包囲していますが、決め手の一撃があります。
持ち駒に金がありますので、
よく見れば▲２三の銀がいなければ▲２三金の一手詰です。
そこに気がつけば、あとは銀をうまく消せばよいというわけです。
▲１二銀成に対しては、△同香か△同玉かのどちらかですが、
どちらにしても▲２三金－。
詰将棋にはやはり金打ちの詰めが王道ですね。
では今回の詰将棋です。
大駒で玉を包囲していますが、決め手の一撃があります。
